PLC × LOCAL AI
機械の状態を読み、次の一手を示す。
設備のデータと作業記録をもとに、異常が起きたときの確認事項と対応の候補を示します。人の承認から保全記録まで、現場に合わせて仕組みを作ります。
- 今ある設備とPLCを活かす
- 判断は人が確かめて承認する
- AIは工場内で動かす

見えている。でも、動けない。
設備のデータは取れていても、次の一手がすぐには決まらない。その判断を、現場の情報から支えます。
- 警報のあと、原因の切り分けや最初の確認に時間がかかる
- 手順書、申し送り、過去の対応が別々に保管され、探せない
- 確認の観点がベテランの経験に頼っていて、担当者に引き継げない
設備の情報を、次の判断につなげる
見える
稼働、温度、電流、振動など、設備の状態を把握します。
気づく
異常や変化を検出して、担当者に知らせます。
判断を支える
AIが数値と作業記録を照らし合わせ、根拠、未確認の事項、次に確かめることの候補を示します。
AIは対応の候補を示すだけで、設備を止めません。担当者が確かめて承認し、結果を保全記録に残します。安全制御はPLCが担います。
今ある機械とPLCを、AIが支える設備へ
PLCの情報を活かす
たとえば、設備の中にある稼働状態やアラームを取り出す
取得できるデータ(タグ)と通信方式を整理し、監視とAIへつなぎます。
通信とプログラムを改修する
たとえば、通信モジュールやゲートウェイを足して接続できるようにする
PLCプログラムのデータ出力など、必要な改修の範囲を設計します。PLCの改修や配線は、設備の担当者や協力会社と分担を決めて進めます。
センサーを後付けする
たとえば、温度、電流、振動のようにPLCだけでは取れない値を測る
確かめたい異常から、測る場所を決めます。
設備の買い替えを前提にしません。今の機械と制御を確かめ、接続、改修、センサーの追加から導入の方法を整理します。

判断は工場内で。共有は必要な範囲で。
AIの推論は工場内のPCで行い、手順書や作業記録を工場内で使います。クラウドへ送る情報は、AIの説明文に含まれる情報も確かめたうえで、設計の段階でお客さまと決めます。インターネットが切れても、工場内の監視とAIの判断を続けられる構成にできます。PLCからのデータが止まった場合は、古い値で判断せず保留します。
使うPCの機種は、必要なAIモデル、処理量、応答時間、予算を確かめて選びます。

こんなご相談に
警報のあとの確認を、担当者が進められるようにしたい
保全や生産技術の現場で、警報後の確認が一部の担当者に集中している、作業記録を探す時間が長い、引き継ぎを整えたい、といったご相談です。
自社の設備に、稼働監視と保全支援の画面を付けたい
産業機械や設備のメーカーが、既存の制御の構成を活かして連携を検討するご相談です。
進め方
現場を知る
設備、データ、判断の課題を整理します。
- 確認していただくこと
- 対象の設備とPLCの型式、困っている場面
- 次へ進む条件
- 検証する設備と課題を決める
確かめる
1台の設備で、接続、AIの提案、運用を小さく検証します。
- 確認していただくこと
- 検証の結果と使い勝手
- 次へ進む条件
- 対象の設備へ広げるかを判断する
使い続ける
対象の設備へ広げ、承認から作業記録までの流れを運用します。
- 確認していただくこと
- 運用の決まりと担当
- 次へ進む条件
- 現場での運用を始める
支援する範囲
対応する領域
- PLCと設備の接続:取得するデータ(タグ)と取得の間隔、通信方式、ゲートウェイの設計
- 監視と異常の検出:状態の表示、しきい値、データの鮮度と欠損の管理
- ローカルAI:資料の検索、対応の候補、根拠と未確認の事項の提示
- 業務画面:承認、担当の割り当て、保全作業、履歴の管理
保証しないこと
- すべてのPLCの型式と通信方式への接続は保証しません。型式ごとに確かめます。
- 設備を止めずに改修できることは保証しません。
- 故障の時期の予測精度や、自律制御の性能は保証しません。
- 掲載している判断の例と画面は説明用で、導入実績や性能の測定結果ではありません。
PoCと費用
小規模な検証(PoC)で確かめること
接続、AIの提案の内容、判断を保留する条件、応答時間、運用の使いやすさを、対象の範囲に合わせて検証します。成果物は契約のときに決めます。
費用の決まり方
一律の料金と期間はありません。設備の数、PLCの型式、資料の整い方、画面の範囲、現地作業の有無を確かめ、PoCと本導入を分けて見積もります。
機器と改修の費用
機器の購入、PLCの改修、クラウドの運用と保守の費用は、開発費と分けて見積書に書きます。
費用は設備と連携の範囲に応じて、個別にお見積もりします。ご相談のときは、設備とPLCの型式、困っている場面、取れるデータ、希望の時期をお知らせください。分からない項目があっても相談できます。
詳しい紹介ページと資料
画面のイメージ、想定の事例、構成の解説は、キカイノミカタの紹介ページと資料にまとめています。
よくある質問
今あるPLCを交換せずに導入できますか?
型式、通信方式、取得できるデータ(タグ)を確かめて接続の方法を検討します。今のPLCを使う構成も検討できますが、すべての機種への接続を保証するものではありません。通信機能の追加やゲートウェイが必要な場合は、影響と費用を事前に整理します。
AIが勝手に設備を止めることはありますか?
ありません。AIの提案、人の承認、安全制御を分けて設計し、AIの出力をそのまま設備への制御命令にはしません。実際の設備の操作と連携させる場合は、PLCの担当者と実行の条件、権限、責任の範囲を別に確かめます。
インターネットが切れると、何が使えなくなりますか?
工場内に監視画面と処理を置く構成では、監視とAIの判断を続けられます。クラウドの画面の更新と、クラウドを通した承認は制限されます。PLCからのデータが止まった場合は、古い値で判断せず保留します。
工場のデータは外部へ送られますか?
ローカルで推論する構成では、AIの処理を工場内のPCで行います。クラウドの画面を併用する場合は、設備の状態、異常のイベント、判断の結果など、合意した情報だけを送ります。送る項目と保存する場所は設計のときに決めます。
相談の前に何を準備すればよいですか?
対象の設備とPLCの型式、通信方式、取れるデータ、困っている判断の場面、手順書や申し送りの形式をお知らせください。初回の相談で機密資料を送っていただく必要はありません。
PoCでは何を検証し、何を納品しますか?
接続、AIの提案の内容、判断を保留する条件、応答時間、運用の使いやすさを検証します。接続の仕様、試作の画面、評価の結果、制約、本導入の検討事項などを成果物の候補とし、契約のときに決めます。
費用と期間はどれくらいかかりますか?
一律の料金と期間は設けていません。設備の数、今のPLCとの連携の可否、資料の整い方、AIの評価と画面の範囲、現地作業の有無で変わります。現状を確かめたうえで、PoCと本導入を分けて見積もります。
特定のAI用のPCが必要ですか?
紹介ページではDGX Sparkを使う構成の例を載せています。必要なAIモデル、処理量、同時に使う人数、応答時間、予算を確かめて機器を選びます。
まだ、作るものが決まっていなくても。
「この作業を減らしたい」「こんなサービスを形にしたい」。その段階からお聞かせください。現状と目的を整理し、実現方法と進め方を一緒に考えます。
